Otoemon-ayahiro SUMI
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Landscape - Otoemon-ayahiro SUMI
m-note RECORDS#009
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[ self - Liner Notes ]
Landscape / Otoemon-ayahiro SUMI
ランドスケープ / 鷲見 音右衛門文広
[ self - Liner Notes ]
Landscape - ランドスケープ。2017年リリース。Landscapeとは『風景』という意味。
T01〜T04の『Still for a Landscape - 風景のためのスティル』4曲、T06〜T08の『Landscape in the Picture - 映像の中の風景』3曲、T09〜T11の『Anniversary Suites - アニヴァーサリー組曲』3曲、さらに2曲を加え、合計12曲からなるアルバム。風景は、ゆっくりとした独自の時間軸の元、自由で美しい様々な変化を見せてくれる。また風景は、自然の中の風景もあれば、人によって構成される風景もある。一様に言える事は、すべての風景はその瞬間の、一瞬の表情を、気がついた者にのみ見せてくれる事。2度と出会える事のない、その瞬間の風景の表情は、時には厳しく、時には優しく、そして何より儚い。そんな風景のために、同じく時間と共に変化をし続ける音を捧げたいと思い作り上げたのがこのアルバム『Landscape』である。
風景を見るために音を作ったのではなく、風景のために音を作った、のである。
[ Still for a Landscape - 風景のためのスティル ](T01〜T04)
原曲は2016年にリリースした『Still』に収録されている、即興ピアノとサウンドスケープの曲である。たまたまこの『Still』を聴きながら近所の大きな公園の木々の中を散策していた時に、風景のために編曲をしてみようと思いつき、プリペアードピアノ、オーケストラの音を加え、新たに制作した。原曲とは少し異なった感覚に少し戸惑いを覚えたが、これはこれで面白い音になったと出来上がった時に感じた。おそらくそれは、静寂のためにではなく、風景のために曲を作ったからだと思う。
01. Serenity for a Landscape / セレニティ・フォー・ア・ランドスケープ / 5:28
For a Landscape of Cloud / 雲の風景のために。ただ淡々と風に流され動く雲。急速に発達し色を変え大きくなる雲。時折神聖な光の柱や青空を見せてくれる雲。様々な姿を見せてくれる雲のために。
02. Rise for a Landscape / ライズ・フォー・ア・ランドスケープ / 5:43
For a Landscape of Wind / 風の風景のために。風にゆらぎ舞っている雪。風にゆらぐ草木の佇む森。激しい風とそよぐ風。意思などない心地良い風が作り出す風景のために。
03. Surface for a Landscape / サーフェス・フォー・ア・ランドスケープ / 6:24
For a Landscape of Mountain / 山の風景のために。雪が積もり白くなっている山。四季によって変わる様々な色に覆われた山。天体を自らの装飾としている山。雄大さと尊厳を持ち合わせた山のために。
04. Dive for a Landscape / ダイヴ・フォー・ア・ランドスケープ / 6:32
For a Landscape of Sea / 海の風景のために。輝く光を水面にとらえ体の一部にしてしまう海。ダイナミックで繊細な動きを見せる波のある海。穏やかで静かな自らの吐息が聞こえて来そうな海。様々な生命の温かさを示してくれる海のために。
05. Playing Tag / プレイング・タグ / 5:00
For a Landscape of Children / 子供達の風景のために。プリペアードピアノのソロ曲。夕刻の美しい光の中、子供達が大きな声をあげながら楽しく広場で遊んでいる。そんな風景を穏やかな気持ちで見ていた時に思いついた曲。その光景は今でも心の中にあり、この音はその風景の中にそっと存在しているようだ。
[ Landscape in the Picture - 映像の中の風景 ](T06~T08)
T06〜T08までの3曲は、それぞれ別々の動画のために制作した曲である。それらの動画には、共通していた重要な要素があった。それは、美しい風景が映し出されていた事である。この美しい風景の映像は、創作に大きなインスピレーションを与え、自然な流れの中に音を存在させてくれた。だから感謝の気持ちを込めて、美しい風景のために、そのままの姿を音でお返ししたつもりである。映像は時として、現実の世界の風景よりも、よりリアリティを持った風景の姿を見せてくれる事がある。だからこそ作り出された映像の時間の中で、自由でリアリティを持った音が存在する事が出来るのだと思う。
06. Magnificence / マグニフィセンス / 5:27
For a Picture of Blue Sea / 青い海の映像のために
07. Snowscape / スノースケープ / 4:55
For a Picture of Snowy Mountain / 雪山の映像のために。
08. Juneau / ジューノー / 5:00
For a Picture of Deep Forest / 深い森の映像のために。
[ Anniversary Suites - アニヴァーサリー組曲 ](T09~T11)
T09〜T11までの3曲からなる『Anniversary Suites』は、大山開山1300年祭のPR動画、15秒CM、30秒CMのために制作した曲を元に、アルバム収録のために新たに全曲を制作し直したものである。全ての曲は2つの重要なモティーフを元に創作を行っている。一つ目のモティーフは『DAISEN』という文字列を音に変換したもの。二つ目のモティーフは、写真に映し出されていた大山のアウトラインをそのままの形のメロディーへと変換したもの。この二つのモティーフを作り出すアイデアは『大山のために』という曲の持つ意味合いを強め、より説得力のある音になったように思う。悠久の時を経て今もなお変わらぬ姿を見せる風景に、感謝の気持ちを込めて全ての曲をお贈りしたい。
09. Prelude for Anniversary / プレリュード・フォー・アニヴァーサリー / 3:16
For Piano and Orchestra / アニヴァーサリーの為の前奏曲。
10. Theme of Anniversary / テーマ・オブ・アニヴァーサリー / 4:15
For Orchestra / アニヴァーサリーのテーマ。
11. Coda for Anniversary / コーダ・フォー・アニヴァーサリー / 3:21
For Piano and Orchestra / アニヴァーサリーの為のコーダ。
12. Meeting / ミーティング / 5:05
For a Landscape of Meeting / ミーティングの風景のために。仙台のラジオ番組のオープニングテーマ曲として制作したこの曲。この番組に出演される、個性豊かなアーティストの皆さんが一堂に会し、ミーティングをしている様子を、色々と想像しながら作っていった。この曲には、出演者4名のお名前を音列に変換し、そのフレーズをモティーフにして曲を構成している。中間部分の混沌とした部分は、皆さんのお名前からできたモティーフが絡み合っているのだが、それはまるでミーティング中の会話のようで面白い。
Composed, Performed, Programming, Recording, Mix, and Produced by Otoemon-ayahiro SUMI
Mastering by Hideyasu HATAGOSHI
Photograph by and Nobuhisa Ikuta
m-note RECORDS
mnote-0009
℗m-note RECORDS.All right reserved.
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[ Download Booklet ]
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2017/12/15